アメリカはクレジットカード社会です。ほぼ全店舗でクレジットカードが使えます。クレジットカードはアメリカ生活において必須です。本記事ではアメリカのクレジットカードの入門編として、以下のポイントを紹介します。
- クレジットカードを作るメリット
- 最初に作るクレジットカード
- 二枚目に作るべきクレジットカード
クレジットカードのメリット
アメリカでクレジットカードを作るメリットは大きく二つあります。それは
- IT化が進んでいるアメリカのサービスを利用できる
- 入会ボーナスで大量のポイント/マイルがゲットできる
です。
アメリカのITサービス利用
一昔前なら、アメリカは治安が悪く現金を持っていると危ないからクレジットカードを使う、みたいなことが言われていました。もちろんそのような面も残っていますが、現在は主要なメリットは僕はそれではなく、アメリカのITサービスを利用できることだと思います。
アメリカは日本と比べるとはるかにIT化が進んでおり、あらゆるものがスマホから発注できます。Apple Payなどの電子決済、Uberなどのライドシェア、Door Dashなどのフードデリバリー、マクドナルドなどの事前オンラインオーダー、Amazon Goなどの無人店舗など。こういったサービスを利用するにはすべてクレジットカードが必要です。
入会ボーナスでポイント/マイルを大量ゲット
またアメリカのクレジットカード文化として、入会ボーナスが非常に多いという特長があげられます。具体的に言うと、よくあるパターンは最初の三か月で$3000使うと50000ポイント、などです。これがどれくらいのお得か価値と期間の面でみると、
- 50000ポイントはChaseのポイントだと$500~$750の価値
- 普通にためると還元率2%として$25,000必要
となります。いかに入会ボーナスがお得であるかわかるかと思います。この辺のクレジットカード戦略は深いので、また別記事で詳細は紹介します。ですがまずは入会ボーナスは利用しない手はない、このことだけは頭に入れておいてください。
最初に作るクレジットカード
最初に作るクレジットカード、というかクレジットヒストリー(いわゆる与信情報)がない赴任者が最初に作れるカードは、
この2種類しかありません。なので、まずはこのどちらかでカードを作りましょう。このカードをまず作って使うことで、クレジットヒストリーを構築し始めることができます。クレジットヒストリーができると、他のアメリカのクレジットカードを作ることができます。
どちらのカードを作るかは、どっちのマイルを貯めたいかによります。ANAとJALのマイルを比べると、ANAのマイルはアメリカのクレジットカードからはとても貯めやすいです。AMEXポイントをトランスファーできるので簡単に貯まります。そのかわり、マイルでの予約がとても取りにくいです。一方で、JALのマイルは貯まりにくいです。マリオットのポイントをトランスファーできますが交換レートが悪いため、貯まりやすさはANAの1/3程度に低下します。一方で、マイル予約はANAよりも断然しやすいです。なのでどっちもどっちという感じなので、好みで選んでよいと思います。
申し込みは以下のリンクからいけます。
どちらも渡米の90日前から、日本国内より申し込むことができます。受け取りは米国の住所になります。住所が未定の場合は、とりあえず会社などを登録して受け取ることが可能です。すぐに利用できるように、日本から申請しておきましょう。
ちなみにこのクレジットカードはあくまで最初に作るカードであって、ずっと使い続けるべきカードではないと思います。とりあえず作ってクレジットヒストリーを作る、これが重要です。
2枚目に作るべきクレジットカード
JALカード、ANAカード作って三か月ほどたったら、そろそろアメリカのクレジットカードを作れるころです。実際に僕は7月に赴任して、9月末には初めのクレジットカードを申請して無事に作ることができました。とはいっても上限は$1000でしたが。では最初にどのカードを作るか?実はクレジットカード戦略的には、カードを作る順番が大事なのです。つまり、最初に何を作るかもとても大事。僕のおすすめは
- Amex The Blue Business Plus 紹介リンクはこちら
です。とりあえずこれを作っておけば間違いはないです。紹介リンクから申し込むとボーナスポイントがもらえますのでご活用ください(紹介なしだと普段はボーナスありません)。なぜこれを最初に作るかというと
- ビジネスカードである(なのでChaseの5/24ルールにカウントされない)
- 年会費無料のカードなので申請が通りやすい
- カテゴリ関係なく2%貯まるので使い勝手がよい
というメリットがあるからです。この中でクレジットカード戦略上重要なのが、ビジネスカードであることです。詳細は別記事で紹介しますが、ざっくりいうと、Chaseのカードを作るときには枚数制約があるが、ビジネスカードだとノーカウントとなるため、Chaseのカードが作りやすくなる、ということです。今はよくわからなくてもとりあえずそんなものかと思って、まずはこのカードを作ってみてください。きっと後悔はしないはずです。
今回紹介した内容がアメリカのクレジットカードづくりに少しでも役立てば幸いです。
コメント
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