この記事ではアメリカで自動車保険に加入する方法を、自分の経験をもとに以下の点を中心に紹介します。
- どの保険会社がよいか
- モデルプラン
- 保険料金を安くする方法
保険会社の選び方
アメリカで車を買うには、保険への加入が必須です。どの保険会社がよいか?というと、最初の段階ではほとんど差がないと思います。日本で運転していた方は、日本の保険会社には運転履歴が蓄積されていますが、アメリカには反映されません。よって初めて米国で車を乗る人はドライビングヒストリー(運転履歴)がない状態となり、この段階ではほとんど差がないと思われます。
ではどのように保険会社を選ぶかというと、僕は英語の自信がなければ日系の代理店をお勧めします。日経代理店はモデルプランもわかっています。また、事故時の対応も日本語でやってくれるため、安心できます。ニューヨークの場合、
が日系の代理店で日本語対応してくれます。僕も最初はここを利用し、Ttravelersの自動車保険に加入しました。
英語に自信のある方は、直接自動車保険会社にウェブサイトにかも見積もりを取って比較してみるのもいいかもしれません。最初の段階であまり違いがないかもしれませんが、もしそれで安いようならそちらを選ぶのもありです。
モデルプラン
プランもケースバイケースと思いますが、とりあえずこれならば安心というプランを紹介します。僕もこの内容です。
これは対人、対物の補償内容です。対人で$50万、対物で$10万のとしています。対人に関しては、$100万以上が望ましいです。なので、家を借りるときに入る借家人保険とともに、アンブレラ保険にも加入して、対人の補償金額を$100万まであげましょう。保険会社に相談すればアンブレラ保険も扱っているはずです。
ここは自分に対する補償内容です。一番下の項目、Uninsured Motorist Bodily Injury(無保険者保険)のみ一人$25万、二人以上$50万としています。これは賠償責任のある相手が無保険、または当て逃げなどの場合に適用されます。
ここは二台以上の車を保険でカバーする場合、車ごとに設定する部分です。車両保険などが含まれています。車両保険は$500Deductibleとしています。これは自己負担は$500で、残金の部分が保険でカバーされるという意味です。そのほかにロードサイドサービス、修理中のレンタカーサービスをつけています。
保険料金を安くする
アメリカの自動車保険料金、正直言って高いです。車種や地域にもよると思いますが、ニューヨークにおいてはだいたい年間一台で$2500、二台で$3000から$4000かかります。これを少し安くする方法があります。それはdefensive driving courseというオンライン安全運転講習を受講することです。
これを受講することで向こう三年間保険料金が10%安くなります。保険料金が$3000だとすると、年間$300、三年間で$900安くなります。
ニューヨーク州においては運転免許証が郵送されてきた際に、案内が同封されています。しかし意外と気が付かない人、面倒でやらない人が多いです。これは数少ない保険料金を安くする方法なのでぜひ受講をお勧めします。
ちなみにオンライン講習自体はなかなか時間がかかります。英語力によって個人差はあると思いますが、8時間くらいかかった記憶があります。defensive driving courseが各社提供していてググると色々ヒットしますが、僕が受講したコースは一応各章ごとに確認のテストがありますが、なぜか全くできなくても最後に認定証がもらえます。なのでYoutubeでも見ながら気長できました。まったりやりたい人は下記リンクからアクセスしてみてください。
今回紹介した内容が少しでの自動車保険に加入の役に立てば幸いです。
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